ホットココアのキミ
「だって、光輝しか来ないと思ってたから…次からは気を付ける…とりあえず、入って」

「お邪魔します」

「私、今お昼作ってるから適当に座って、テレビでも見てて?」

「あ、うん」

それから、光輝を申し訳ないと思いつつも放置して料理に専念した。





「光輝、お待たせ!」

「え、もう?早いね」

「そんなことないよ、待たせちゃってごめんね?」

「うわぁ美味しそう…!」

出来上がったパスタとスープに光輝は目を輝かせてくれた。

「簡単なパスタと残り物だけど…」

「十分だよ…!いただきます!!」

「…どう?」

「美味いよ!」

「ホント?!良かった…」
< 79 / 84 >

この作品をシェア

pagetop