明るい光のその先に
私は鞄を常にさげクラスをでた
窓を見ながら歩いていると
誰かとぶつかった
私は尻餅をつき
相手は抱えていたプリントをばら撒いた

「いったぁー!」
この声は…
「誰だよ…前見ず歩いてんの!」
咲夜先生…

咲夜 蓮先生は、なんと私と同じ苗字
そして、この人には妙に親近感がわく

私はプリントを拾うと
先生に渡した

「ああ、明か…」
切なそうな顔をした先生
「どこか行くのか?」
私はカバンから
ホワイトボードとマーカーを取り出し
字を書いた
「桜の木を見に…」
「そっか…気をつけてな…」
そういうとプリントを持ち上げ
切なそうな声のまま言った

私が思ったこと…
蓮先生はパパに似てる…


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