【 腐りかけのteenager  】
「大丈夫?痛い?」

私の異変に気がついたリョウ君が声をかけてくれた。

リョウ君は本当に優しかった。

「痛いならやめるよ?」

「うぅん。大丈夫。初めは痛いって聞いてる…。」

「そっか…。」

そう言って、リョウ君は続けた。

私は必死でこらえた。

私の痛みが伝わらないように―


我慢した…。



痛い…。



早く…。



イって…。


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