【 腐りかけのteenager  】
ルミも先輩の誘いで、スナックでバイトを始めた。

「マキもしたらいいのに。うちにおいでよ!」

スナックかぁ・・・。

昔から夜の仕事には憧れてはいた。

でも、またヤクザみたいな変な男に出会ったら・・・。

そう思うと気がすすまなかった。

「興味はあるけど、やめとく・・・。色々面倒そうだし・・・。智也も嫌がると思うから・・・。」

私は少し悩んだが、やはり親からの仕送りだけを頼りに生きていくことにした。

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