ひきだしから、男子!

 牡丹は少しむっとし

 て、答える。

 「勉強してた」

 透達は体を寄せあっ

 てガタガタと震えだ

 す。

 「あなたは……

 なんていうことをし

 たの」

 Bが

 腹を抱えて笑う。

 「てめーら寒すぎ」

 「あの二人に

     言ってよ」

 「言っても聞こえね

     ーじゃん」

 はぁ、と息をつき、

 授業の準備をしてい

 ると、ふと視線を感

 じた。

 畑山が、やいばのよ

 うな瞳で牡丹を見つ

 めていた。

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