【BL】俺がお前にできること



しょーたの方みて、ごめんねって頭下げて
ありがとって口にした。


すると僕が伝えたかったこと分かってるみたいに、しょーたは笑うけど何も言わなかった。




外に出て、夏風や虫の鳴き声 感じて
気持ちが楽になる。

やっぱ、しょーたに話してよかった。




「せーんぱいっ!ここらへんで、いいっすよ」



後ろを向くと少し向こうで立ち止まった瑛知が見えた。

風が吹いて、汗かいた髪が
だんだん乾いていく。



「話ってなに?」



そう僕が尋ねると、えーちの笑みは消えた。


あぁー……やっぱり、コイツ僕と一緒だ。


一緒っていっても、しょーたとは違うやつ。



「単刀直入に言わせてもらいますねっ!
俺、弥生せんぱいのこと気に入らないんすよ、実は」



そんなこと
本人に言わなくたっていいじゃないか。


なんで、いちいち呼び出すのか不明。
てか、やることが女子みたいで笑える。



そう、コイツは僕と一緒。

裏と表をもったヤツ。





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