Hurly-Burly 4【完】
プリンに醤油、これは今度実験をしてみるとしよう。
その結果をご報告書類にまとめてダンディーさんに
提出してあげることにしよう。
「君ほど変わった子には今まで会ったことがなかった。」
「そ、それはどうも初めましてです。」
フライドポテトを口に詰めてモゴモゴ口を動かす。
※周りにはリスが木の実を食べているようにしか見えない。
ドキドキしながら緊張するとたくさん食べる癖が
ついつい出てしまうらしてくてお皿に手を伸ばす。
「だから、アイツ等も君を・・」
「はい?」
あ、アイツ等とはどちら様だろうか?
あたしに関わりがある人のことでも言っているのかしら?
さっぱり分からずに視線をダンディーさんに向けると、
さっきまで眉を下げて優しそうに笑っていたダンディー
さんがキリッとした顔に変わっていた。
「えっと・・・?」
心臓が止まりそうだというのは今のことを言うと思う。
もう喉がカラカラに渇いてオレンジジュースを飲み干す。
緊張で机に足をぶつけて弁慶が軽くショッキングだ。
弁慶の泣き所をはよく言ったものだ。
本当に痛いよ、義経のお供だった弁慶の気持ちが
今ならとてもよく分かる気がした。
タイムスリップして過去に戻れるようになったら、
弁慶にあってこの痛さについてを語り合いたい。
そして、沈黙の時間は続く。
ダンディーさんの言葉を待つ間はすごく長かった。
世界が止まったかのようにも思えてしょうがなかった。
今から何を言おうとしているんだろうか?
そして、彼の正体を知ることが出来るのだろうか?
出来ることならあまり驚きたくない。
ダンディーさんが宇宙人でした告白してくれるならば、
あたしはジョージア缶コーヒーに出てくるおじさんに
どうやったら宇宙人と楽しく交信出来るのだろうかと
質問をしに行こうと思う。
そうと決まったらスケジュール確認をしてアポイントメント
を取って直接交渉に出なければならないわ。
それとも、これはただ単に勘違いで沈黙を作って
いるわけではないのかもしれない。
ダンディーさんが益々よく分からない人に見えてきた。