Hurly-Burly 4【完】

兄ちゃんは居なかった年月の穴埋めをしたいにせよ

あんなにデレデレされてはウザい´⊇`)-3

もう少し距離のあるマイブラザーになってくれれば

と思って一方的に突き放してるのに!

「あ、」

もしかして、海外に置いてきたのかな。

それなら会ってないというのは納得が行く。

「どうかした?」

それなら、電話をしないのはきっと彼女がケータイ

というものを持っていないとかで・・・文通でも

していたというのか!

それが違うなら、電話出来ない理由がある。

「う、ううん。もう12月なんだと思って・・・」

カレンダーいつの間にか変わってた。

「そうだね、今年は1年あっという間だったからね。」

「馨君の1年の記録って本が出たらあたし一文無しに

なっても絶対買うからね!」

「出ないから絶対に。」

ぶ、ブラック笑顔恐ろしや。

「あ、ヒヨリン!クリスマスパーティやろうな!!」

ナル君が満面の笑みを浮かべる。

「えっと、イブイブなら大丈夫だが。

イブの日は永瀬家と合同クリスマス会があって、

高校卒業するまでは強制参加なんだそうだ・・・」

ダディが1人楽しみにしてるから絶対裏切れない。

サユもそれをマコ君に言ってるから2人は毎年

イブイブの日にデートしてる。

「えっ、日和ちゃんの家って厳しいの?」

「そういうわけじゃない、ダディが寂しがり屋

さんだから暑苦しい上にゴリラっぽいがとても

ナイーブなハートの持ち主なのよ。」

「じゃあ、イブイブの日にやろうな!」

「うむっ!」

クリスマスパーティーというのやってみたかった。

毎年、サユと永瀬家で過ごすクリスマスに不満を

持ったことなどなかった。だけど、少し興味があった。

「あ、ヒヨリンが笑った。可愛い!!」

ぎゅむっとナル君に抱きしめられた。

あたしをサウンドバッグと勘違いしてるに違いない。

内蔵が口から溢れてしまうのではとドキドキする。

「ぎ、ギブアップ・・・降参であります。」

嫌ではないが、死に際が近いような気がする。

< 269 / 455 >

この作品をシェア

pagetop