Hurly-Burly 4【完】
いや、普段はとってもキュートな子なのに
こういう時ふと思い出します。
「ナル、日和ちゃんが生死彷徨ってるよ。」
「うわっ、ヒヨリン死ぬなっー!」
「な、な、内蔵が・・・」
ナル君が男の子だと思い知らされます。
「すみません、そんなに恐怖だったでしょうか?
しかしながら、練習しているのですがあまり上手く
いかぬのです。」
笑顔の練習を鏡と睨めっこする毎日ですけど何か?
「えっ、ヒヨリンそんなことしてるの?」
「あたしなりの努力です。」
「努力するものじゃないと思うんだけどな。」
「うぇ!?努力するものじゃないとは!!」
だって、あたしの毎晩の努力は何処へ?
ボトっと食べかけの煎餅を落としてナル君
に視線を向けるとニコッと可愛く笑った。
「自然と笑うから可愛いんだよ?」
ズッキュンっとハートを打ち抜きにやってきた
カーボイ少年ですか!?
「かかかかかか可愛いのはナル君の方です!」
※照れてパニック起こしてますがポーカーフェイスは
変わらず少し頬がピンクに染まってます。
最近、ナル君が積極的過ぎて困ります。
「だって、ヒヨリン可愛いもん。」
「ぎゃああああ、誰かナル君をエンジェル協会に!!」
エンジェル協会にて天界に帰すべきだ。
「日和ちゃん、パニックになってる・・・」
馨君、この子は世にも恐ろしい子です。
「ナル、やめとけってソイツのどこがいいのか
俺にはさっぱり分らねぇな。」
「目が節穴なのよ!」
「あ?そんじゃ、お前は俺に可愛いって言って欲しいのか?」
「やめて下さい、吐血して死んでやるわ。」
慶詩の口からそんなの聞いた日には世界滅亡だね。
最後の1日はダーリンとかまくら作って日に当てたい。
それで、コタツでみかんを食べながらいつ滅亡するん
だろうねって言いながらいつの間にそんなことないんだぜ
ってなってることを願おうじゃないか。
ああ、慶詩の恐ろしや。
最近、日常的に恐怖の魔の手が多くないか!