【コラボ】パラレル・ラブストーリー


「どうした?気に入らない?」


「ちっ、違うの!!全然違うの!!

すっごく可愛い!!ありがとう!!」


「神無?」



慌て様が不自然だったのか、龍真が心配そうな顔で神無をのぞきこむ。



「あう……」



神無は観念し、自分のバッグから、龍真へのプレゼントを取り出した。



「これ、龍真になんだけど」


「ああ」


「ごめんね!えっと……どう言えばいいのか……」



と言っている間に、龍真は無慈悲に包装のリボンを解いていく。



「……これって」



神無は顔から火が出そうになった。


龍真がきょとんとした顔をしていたからだ。


彼が持っているのは、自分が編んだマフラーだった。





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