運命鑑定
ついさっき買ったばかりの、チョコレートアイスが溶け始める。
ドロドロと溶けていくその姿と、色はあたしの心を表しているみたいだった。
それが何となく嫌になって、地面に落ちてしまわないように必死になって食べながら、歩いていた。
――昨日、一昨日と運命鑑定の結果がよくなかった。
そして、やっと今日『いい出会いがあるでしょう』という結果がでたことに少し喜んでいたあたし。
なのに。何が『いい出会い』だよって感じ。
何度も何度も、さっきの場面を思い出してしまうあたしは、それを振り払うように辺りを見回した。
何度も来たことがある場所だから、その店の場所はすぐに分かる。
――雑貨屋。
あたしは残ったコーンをかじりながら、その店に向かった。