運命鑑定



そのことに、少し不安になったものの、あたしはその不安を消し去るために、今まで疑問に思っていたことを1つ聞いた。




「...叶華はさ、なんで愛斗と付き合ったの?」



「なんで...って?」



「...ただ告られたからだけなのかな...って」




その言葉に、叶華は目線を逸らして言った。



「...秘密」



まるで、あたしに追い打ちをかけるように言われた一言に心臓がドクッと跳ねた。



...秘密。


あたしに言えないようなこと、と言えば、やっぱりセンパイのこと。



叶華もはっきりと言ってくれればいいのに...。



そう思っても、口に出せないあたしは



「ふーん」



とだけ呟いた。




< 124 / 205 >

この作品をシェア

pagetop