運命鑑定
「何ッ!?」
凄い形相をして、こちらを向いたその人は...
あたしのお姉ちゃん。
「...あ」
「おめーかよ!! まじ、うるせー!!
ちょービックリしたんですケド」
久しぶりに見たその顔は、ずっと昔に見た覚えのある、お姉ちゃんの顔だった。
しかも今までの間で、帰ってきたときに少しだけ見たお姉ちゃんの顔は、誰だか分からない濃いメイクをしていたのに。
今日はすっごくナチュラルで、新鮮だった。
「...ごめん。
泥棒かと思って」
「バカじゃねーの!?」
タバコを吹かしながらあたしにそう言うお姉ちゃんは21だから、まあ、違法じゃないけど。
口遣いは、とんでもなくギャルで。