運命鑑定




「...お姉ちゃんのおかげで、友達と仲直りできたから」



真っ赤な顔のお姉ちゃんのすっぴんで小さな目を見つめた。



「あ...あっそ。
さっすがアタシだな」



そう言ったお姉ちゃんは、箸をバンッと置いて「ごっそーさま」と、リビングから出ていった。



...お母さんとも、お姉ちゃんとも、普通の関係に戻れて。


叶華とも、今まで以上の仲になることができて。


愛斗とも、仲直りすることができて。




あとは、全てを知ることだけ。



お姉ちゃんがいなくなったリビングで1人、黙々とご飯を食べながら、心の中で思っていた。



ふと、携帯を手にとって、手慣れた操作でいつもの画面を出した。





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