運命鑑定
「そういえば...ありがとう」
いきなりボソッと言い出したあたしに、「ハァ?」と眉をひそめるお姉ちゃん。
「いきなり何? まぢキモいんですケド」
口ではそう言っているものの、戸惑っているのか、目の前にあるニンジンを次々に口に放りこんでいる。
そんな行動が面白くて、おもわずクスッと笑ってしまうと、
「な...っ!! なんなんだおめーは!!」
お姉ちゃんが、顔を赤くさせて声を荒げた。
お姉ちゃんはただ、あたしと同じで不器用なだけかもしれない。
あたしは、そんなお姉ちゃんが、好きになりかけていた。