運命鑑定




「そしたらさ、あの愛斗が。

『うるせー、って何様だ!!
兄さんに言いたいことがあるんだから来てるんだよ!!』って言ってきたんだよー!?

びっくりじゃない?」



...そんなことがあったんだ。



愛斗が怒るなんてよほどのことだな、って思った。



「しぶしぶ部屋に入れたらさ、あいつ、いきなり俺を殴ってきて」


「...え!?」


「そーなるよね!!

で、愛斗はそのままの調子で話し始めたんだけど...」



...そうだ。


あのとき、あたしはナンパされて...。
それを助けてくれたのが愛斗だった。



「俺、『今日こそは好きって言わせる!!』って意気込んで、あの日のデートを迎えて。

それを聞いていた愛斗が、叶華ちゃんと一緒に俺らの後を着いてきてたらしい」





< 198 / 205 >

この作品をシェア

pagetop