虹色青春物語。



そっか。





晃希みたいにかっこよくてモテる人が、私に本気なわけないよね。




あの時の告白は、透のことで傷ついてる私を慰めるために言ってくれただけなんだ…





「でねー…」





「まじで!?」





「…え?」





聞き覚えのある二つの声に顔をあげると、そこには私服姿の透と奈保がいた。





「「「あ…」」」





3人の声が重なった。





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