《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
「さあ~っ。はじめようか?お代官様ごっこ」


和也の口許は爽やかだけど、目許はエロっぽい卑猥な感じ。


「お代官様ごっこって?」


「ほら、時代劇あるじゃん。悪い代官が街娘を手篭めにしようとして帯くるくる、回すヤツ…」



和也の言ってるコト、何となく理解出来た。


「あ~れ~!お止めください…お代官様…」ってヤツね。


「…それ恥ずかしいんだけど」


「でも、桃が着物着てないと出来ないじゃん。いいじゃん。桃…やらせてっ!!」


和也は切なげな声を出して、私におねだりする。


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