君が教えてくれたこと




「そう、だけど…」



言葉をうまく発せれなくて噛んでしまう自分が情けない。



て、いうか。



今、俺達が話してるのは2階の廊下で。


2階ってことは、つまりは同じ学年の奴らがいっぱい通っているわけで…



実際、俺達は通行人の注目の的。



俺にとっては屈辱の場でしかない。



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