イブの夜に
逃げ込んだ場所は、一層明るい場所。

色とりどりのモノがずらりと並んでいる。

食べ物の匂いが色々入り混じっていて

やや不快だ。

どうやらここで色々なものを金属や紙と交換して、

持ち帰るようだ。

店というものだな。

確かスーパーマーケットというのが

かつての報告書にあった。

なるほど。ここでなんでも揃うというわけだ。

と、

何やら甘い匂いがするのでよっていくと、

小さな生き物がいた。

これは人族のこどもというものだったと気づいたときは

もう遅くて~

『わんわん~』

と言いながら俺の耳を引っ張った


「ぎゃーやめろ~」

俺が叫ぶと、

そいつも

『わ~ん』

と威嚇してきやがった。

俺はあえあなく退散した。

人族はこどもも野蛮である。

よし、しっかり記録だ。






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