甘い姫のスパイス達




「お帰りなさいませ♪
ご主人様っ♪」



あー自分で言ってて
吐き気がしています…


お客さんは耐えないまま
私はお昼まで全力で
頑張りましたっ!




「へぇ…メイドね…」


後ろから聞こえた声に
私は勢いよく振り返った。



「ちーっす!莉亜ちゃん
久しぶりーっ!」


「わりと並んだぞ」




「昴くん!?遥斗さん!?」


私の目の前にいたのは
いつものスーツではなく
私服の昴くんと遥斗さん



それに…


「あ、秋人さん。」


「この間ぶりだね♪」


一度少し顔を合わせた
秋人まで来ている。



もしかして!!



私が振り向くと
後ろで沙夜がさっきと
同じにやついた顔をしていた



やっぱり…


この三人は沙夜が呼んだんだ






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