甘い姫のスパイス達



「てか何ちゃん?」


「莉亜です。」


チャラチャラした定員さん
ちょっと苦手かもしれない…


「莉亜ちゃんかーめっちゃ
可愛いね!てより美人かな!
遥斗さんのじゃないなら
俺もらっていいですか?」


え…、ちょっと!

私は心の中でつっこんだ


「あーダメ。それ俺の犬」



い、犬!?

ちょっと待って!!
私いつ遥さんの犬に…

じゃなくて人間だし!


「遥さん!」

私が遥さんを怒鳴ると
遥さんは笑いながら会計を
済ませていた


「犬っすか、まぁ遥斗さんらしい」


定員さんも笑いながら
"ありがとーございました"
って笑顔で送ってるし



なんか遥さんに
うまくのまれてる気がする…



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