赤い糸のその先は…。
繋がった夢と現実

顔を洗って、課長のTシャツを着てキッチンに行ったら、


「もうすぐ、朝飯できるからリビングで待ってろ。」って言われた。


「課長ぉ、下に履くスエットとかないですか?ちょっと、露出が...。」


課長サイズのシャツだから、ひざ上くらいにはなってるけど、


いくらなんでも他人様のお家で、このような恰好はいかがなものかなぁ...と。


「俺のスエットなんて履いたらブカブカだろ?

俺的には眺めがいいから、そのままでいいぞ。」


さっきは、目の毒って言ったくせに...「もう!エロ課長!」


拗ねてムッとしている私を面白がって、課長はククッっと笑ってるし...。


まぁ、こうなったのも私の不甲斐無さが原因なんだし、


ここは自分も反省しなければいけないよね。


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