【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!
「お前はバカか」
「へ…?」
蓮にいきなりそう言われたかと思うと、急に抱き寄せられた。
「俺から離れたら、濡れるだろーが」
「ご、ごめん……」
さっきよりも蓮との距離は縮まって、鼓動は速さを増す。
「れ、蓮……離してよ……」
蓮が私を抱き寄せている手を指差す。
「ダメだ。お前、どーせまた離れようとするだろ」
蓮はそう言って離してくれなかった。
私は、蓮の温もりと鼻をくすぐる蓮の香りに酔いしれていた。