【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!





───そしてとうとう放課後になった。



「由那、ばいばーい!」



「ばいばーい!!」



校門で未海ちゃんに手を振り、1人で家に帰る。


私の家と同じ方向の人、あんまりいないんだよね。


「あーっ!!もうすぐだ……」



もしかしたらさ?
私が大好きな恋愛小説みたいに何かドキドキすることあったりして!!


私はスキップ混じりに歩いた。



「由那ちゃん、どーしたの?そんなにスキップしちゃって。」


すると、背後から声がして振り返る。



「あ、芹沢君!!」



芹沢君は私の家の近所に高校生になってから引っ越してきた。


だから同じ方向なのだ。



「今朝は疲れてたみたいだったのに…今はすごく元気だね?」



「いやー、今朝悩んでたことがちょっと解決したっていうか……逆に嬉しいことに思えてきたの。」




「なら良かったよ。由那ちゃんが悩んでるのに俺は何も出来ないのかなって授業中ずっと考えてたからさ…」





え!?
私みたいな奴が悩んでたことにそんなに親身に!?





……流石実写版王子様。
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