この声が届くまで
目を覚ませばそこは、真っ白の空間だった。





ただ、ただ白い部屋。




ただ一人、そこにたたずむ黒色







「………ゆ、り」





こいつは、俺の幼馴染だ。





それを思い出した瞬間、いろいろな思い出があふれてくる。







けれど、一つだけ分からない。







俺の記憶に佇む女は誰なんだ。






とっても大切な人だったと思う。





そいつを想うと、温かい気持ちになる。



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