あなたは、あたしの太陽です
でも、あたしにはそんな余裕なんて
これっぽっちもなかった。
知らない人から声をかけられた恐怖で
その場からあたしは動けなくなった。

「お前、どうしたんだ?」

男の人はそういうとあたしの顔を
覗きこんできた。

恐い、こわい、こわい・・・

体が勝手に震えるせいで言葉を
発することができない。

早くどこかに行って!!

あたしは何度も心の中で叫んだ。
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