あなたは、あたしの太陽です
あぶない?
そんなのあたしが一番よくわかってる。
でも・・・あの家にいるよりこの街の
ほうが随分、安全だから。

「、、なぁ飯、食ったか?」

えっ?急に何で?あたしお腹なっちゃったかな・・・

だまって首を傾けると男の人は
「俺まだ食ってないから付き合って
くれねぇか?」
そう言ってあたしの返事も聞かず
男の人はあたしの手を引っ張って
歩き始めた。

いつものあたしなら掴まれた手を
ふりはらって逃げてるはず、、、
でもなぜかこの人からは逃げなくても
いいような気がした。
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