後悔バス【短編】
眠っていると肩を誰かに突っつかれた

少し、頭を上げ、腕は組んだまま目線を向けると、小学生くらいの男の子が立っていた

誰だっけ?こいつ…
見たことあるんだけどなぁ…


あっ!


『お前、たけしじゃね?』


『思い出したか?久しぶり』


『えっ…お前なんでチビのままなんだよ』


『何言ってんの?』


『お前だってチビのままだろ?』


はあ?
俺がチビだって?


窓ガラスに映る自分の姿を見た


そこに映っていたのは、小学5年の頃の俺だった


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