ダイヤモンドの誘惑
私の言葉に、

蓮はクスリと笑う。

・・・

「そんなこと気にしなくていい。

まだまだプレゼントしたくて

しょうがないんだから・・・」

・・・

私はその言葉に驚き、

蓮に言った。

・・・

「そんなにたくさんいらないわ。

何かの記念日でもないのに・・・」


「記念日?…フッ。

かすみと会える日は、

オレにとって毎回記念日だな?」


「///?!もう!

そう言う意味じゃない!」

私は真っ赤な顔を抑えつつ、

蓮の肩を軽く叩いた。

・・・

蓮は、

私のその手を握ると、

自分の方に手繰り寄せ、

優しく抱きしめた。
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