ダイヤモンドの誘惑
・・・

仕事をしていると、

幸美さんが私の隣に来た。

・・・

「前の店舗でのこと、

蓮から聞いてるわ」


「・・・?!」

私の驚き様に、

幸美さんはニッコリ笑った。

・・・

「大丈夫。その事を知ってるのは、

私だけだし」


「・・・あの・・・

社長とは・・・?」


「え?ああ・・・

そんな大した仲じゃないんだけどね?

一応、蓮の姉です」


「へ?!お、お姉さんですか?」


「フフ、驚くわよね?

私、結婚して名字が変わってるし、

蓮とも似てないしね~」

幸美さんは笑いながら言った。
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