ダイヤモンドの誘惑
相変わらず放心状態の私に、

蓮は、

濃厚なキスをした。

・・・

「・・・ん・・

蓮・・・や・・・」

・・・

やっと我に返った私。

・・・

唇を離した蓮は、

私を抱きしめ、

耳元で囁いた。

・・・

「これで、日本中公認の

カップルになった・・・

もう、かすみは、誰にも渡さない」

・・・

「・・蓮」

「かすみを狙う輩が、

心配なんだ」


「でも…やり過ぎって言うか・・」

「これくらいでいいんだ。

かすみはもう、オレから、

逃げられない・・・」
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