ダイヤモンドの誘惑
蒼の車に乗り込んだ私は、

後から乗ってきた蒼を、

睨みつけた。

・・・

「フッ・・・

そんな顔をしても、

ちっとも怖くありませんよ?」


「何しに来たんですか?

私はちゃんと蓮と別れた。

それでいいじゃありませんか?

他にまだ、何をするつもりです?」

・・・

私の質問に、

蒼はニヤリと笑った。

・・・

その不適な笑みが、

恐怖にさえ思えた。

・・・

「私のモノにすると言ったはずです。

あなたと一緒に過ごしてる所を、

蓮に見せつけないと、何の意味もない。

さっきの蓮の顔・・・

あれが見たかった」
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