ダイヤモンドの誘惑
仕事を終えた私は、

店の外に出た。

・・・

外には、

蒼の車が止まっていた。

・・・

私に気が付いたのか、

車から降りてきた蒼・・・

・・・

溜息をついた私は、

蒼の元へ近づいた。

「かすみ」

・・・

突然名前を呼ばれ、

振り返った私は、目を見開いた。

・・・

目線の先には、

蓮の姿があった。

・・・

「何の用ですか?」

蒼は、私の前に一歩踏み出した。


蓮は微笑み、

「すぐに終わりますから、

かすみと話をさせてください」
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