冷たい雨に咲く紅い花【後篇ーside実織ー】


簡単なようで、

それは、
とても難しいだろう。



医者という職業だから、か
それとも、

彼の人柄、なのか…


オレは、

なんとなく後者のような気がした。


募る不安で押しつぶされそうになりながらも、

妙に頭はハッキリとしていて、
冷静にバイクを走らせる事に集中できた。


『気をつけて』

彼のその言葉のおかげのような、

そんな気がした。




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