冷たい雨に咲く紅い花【後篇ーside実織ー】


紅い、色




薄暗い路地の端に、

紅い色。




とらえたその視線の先から目を逸らさずに、
走る。


鼓動が体中に鳴り響く。


走っているせいか、
それとも、


その紅い色のせいか…
わからないけど、


鳴り響く鼓動は頭まで届く。




痛いくらいにーー




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