今すぐ好きって伝えたい!
ううん。

私はこれが嫌で告白を決めたの。

だから、いまさら関係ない!


私は、昼休みを待つだけだもん。

「愛花~!おはよーん。」

「美希、おはよっ。」

美希が、坂の向かい側から走って来た。

「今日の愛花、可愛いねぇ♡
まぁ、気合いくらい入れてくるよねぇ?」

美希はニヤニヤしながら言ってくる。

「まったくもー!」

「エヘヘ、ごめんね♪」

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