君との幸せな心愛
不思議な出逢い
 今日は、まぶしい日差しが職員室にキラキラ入ってくる。圭司とはもう連絡は取ってない。
このまま生徒たちと、戯れながら、進路指導し、生きていくのかな桃・・・・

桃は、仕事もバリバリにこなし、でも相変わらずオシャレもし、生徒と仲良く授業をしていた。
ファッションチェックは、大輝から後輩たちに受け継がれ、というより、もはや男女問わず、毎日、チェックが入った。髪色もブラウンに。そしてセミロング。

桃は生徒に人気第1位だった。でもそれは、生徒指導、進路指導も含めての評価、英語の実力を含めての総合的評価だった。なので、どんな偉い教頭、校長でも、桃に文句を言うことなどなかった。
むしろ、いつも「桃先生、がんばるねぇ・・・」と声をかけてもらっていた。
必ず、結果(合格)を出していたからだ。
 
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