ばかなじみ!!!!
「この度は本当に…
災難だったね、辛かったでしょうに」
痛々しく頭を下げる警察。
なんで俺たちが待ってるのは
こいつじゃないのに、
親父と母さんなのに…
なんで警察が来るんだよ…。
「っあ………」
結乃は顔を隠した。
きっと結乃も同じ。
待っていたのはこいつなんかじゃない。
親父と母さんだ。
「高城さんのものだと思われる
ものが現場に……」
白いハンカチに包まれていた
のは焦げてボロボロになっている、
紛れもない親父の財布。