ばかなじみ!!!!

罰ゲームってしないとだめですよね




その日の帰り道。



「くー、テストどうだった?」



下から覗くように流騎弥君が尋ねる。




「うっ…」



今の私にその質問は禁句なのだよ、
流騎弥のボーイ!



ノー!いけません!




「流騎、こいつは期待を裏切らねえよ」




後ろで、柚子の低い声。




………わぉっ!


怖いわねー、ねぇ奥さん。
どう思います?
ホントにねー…。




「柚子に聞いてねぇ。
俺はくーに聞いたんだ」



柚子に負けないくらい、
低い声で流騎弥君は柚子に言い放った。






「まぁまぁ、二人とも。
呉亜もがんばったんだしね!
あんな点だけど…」



あんな点って…。


フォローになってませんが!



桐葉きゅんの…


ばかぁ、ばかぁ、ばかっっ!(乙女風)





「…罰ゲーム楽しみだわ。
てかきもっ…」




「ぐはー!きもいって聞こえたぞ!
この野郎!チャラチャラ野郎!」




「柚子…なんて言った」




……今日もみんな元気でした。

おしまい。



だったらどんなにいいことか!



罰ゲームが恐ろしい……。



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