野球嫌いなあたしと、先輩。
「親とのことは分からないけど、それもきっとアンタの誤解でしょ」


何でか分からねぇけど、はっきりと言い切られた。


「アンタの頭、まじでバカ!!!!」


その瞬間、フッと肩が軽くなった。

初めて呼吸ができたような気さえした。


言葉とは裏腹に、全開の笑顔を向けられて、胸があたたかくなった。


そして、同時に思った。


本当はずっと誰かに言って欲しかったことを、全部言ってくれたような気がしたんだ。


「夢、俺まじでお前のこと好きになってもいい?」
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