社長の吐息プラチナの甘美な囁き
往生際が悪いのにも程があるだろ!!



列席者から笑いが洩れてくる・・・



皆の好奇な視線が花婿の俺に集中していた。



「くそっ」


俺は美苑さんと共に二人を探した。


二人の立てこもったのは新婦の控え室。



「ここにいるのはわかってます!!諦めて出てきてください!!相馬会長!!」


俺はドンドンと扉を叩いて、中の二人に訴える。


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