社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「…離れろっ!」



「!?」


フロアでワルツを踊っていたはずの尚貴が私の前に立ちはだかる。



尚貴の怒りの気圧に押されて男性は舌打ちして去っていった。



「おい!?早祐お前…俺から離れるなと言っただろ?」


「尚貴の方が私から離れたんでしょ?」



「…サラが強引に引っ張るから…」


「鼻の下伸ばして…私に変な笑い投げて…尚貴のバカ!」


私は尚貴の胸を押して、逆方向に歩き出す。


「そっちは違うぞ…」


「!?」

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