社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「好きとかじゃなく、会社の為に…」


「会社の為?」


お母さんも尚貴が社内ではプレーボーイだって知ってるのかな?

知られて…会長の耳に入ったらマズいか・・・


私は語尾を淀ませて、どう?説明すればいいのか迷った。


「そこまで悩むなら…私は早祐の味方になってあげる…お父さんが尚貴君との結婚、反対しても私が説得してあげるから」



「ええ~っ!?」

お母さん…物凄く勘違いしてる…


「私は本当に尚貴のコト…これぽっちも思ってない!!」


私は必死に声を大きくしてお母さんに否定した。













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