社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「そうだったの・・・」


早祐の険しい表情が緩み、安堵の息さえ漏れてくる。



「でも、唯一人だけ…俺を攻撃的にする女がいる・・・」


「えっ?」


俺は椅子に座る早祐の顎先を指で摘み上げた。



強引に早祐の顔を押し上げて、唇を奪う。



早祐が俺の中で忘れかけていた幼い頃の淡い恋の想い出を思い出せた。




ーーーー俺の初恋の相手は早祐だ・・・









< 46 / 204 >

この作品をシェア

pagetop