社長の吐息プラチナの甘美な囁き











「俺も限界…」


「!?」



急に私の身体から尚貴の身体の重み消え去った。尚貴は身体を起こした。私に背中を向けてバスローブの腰紐を解いて、サイドテーブルに置いていた銀色の小さな袋を開ける。



「ちゃんと避妊するから心配するな」


尚貴は私の興味深々の視線に気づいたのか肩口に顎を乗せて振り返り、バツの悪そうな顔を見せた。



「…あ、ありがとう…」



< 73 / 204 >

この作品をシェア

pagetop