社長の吐息プラチナの甘美な囁き
バスローブを脱いで、一糸纏わぬ身体で再び、私の身体に乗り掛かる。



「!!?」


目線の先は自然と下肢に集まっていく。



綺麗な顔とは裏腹に胸板厚くて逞しい。

でも、まだ心の準備ができていない。


「待って…!?」


覚悟を決めたいけど、身体が強張ってしまって、力が上手く抜けない。

「愛してる・・・」

尚貴は私の身体の余分な力を解すように囁いた。


甘美のある彼の囁きが私の身体の余分な力を抜いていった。

尚貴は私の顔を凝視しながらゆっくりと私の中に入っていく。



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