社長の吐息プラチナの甘美な囁き




「ぎゃあああ~っ!!」


私の断末魔の叫びが寝室内に響いた…



* * *


「・・・色気がない…」


「痛かっただもん…」


「…早祐は我慢強い女かと思ったけど…意外と痛みには弱いみたいだな」


「…」


尚貴は私の細い肩を抱き寄せて腕枕をしてくれた。


「今度は我慢しろよ」


「うん・・・」


尚貴は私の額に優しく唇を寄せてキス。



早鐘の打つ尚貴の鼓動に驚いた。


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