社長の吐息プラチナの甘美な囁き
彼の温もりで熱された杭が少しずつ少しずつ私の中に深く押し込まれていく。
次第に下肢にかかる圧迫感も強くなっていった。



私は目をギュッと瞑って、ひたすら堪えた。



サンタさんは本当は存在しなくて、お父さんがサンタさんだったし。


子供だってコウノトリが運んでくるとか言ってたけど…セックスして子供は生まれ来る…。


幼い時は知らなかった本当の世界。


オトナになると否応なしに現実に飲まれていく。



「寝てるのか?早祐…目を開けろよ」


「尚…貴!?」


「痛い?」


「…今は別に…」



「じゃあ~動いていい?」


「動く?」










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