セックスフレンド
「月曜日、忘れるなよ」

「はい」

そう返事をして車から降りた。

大野さんの車はあっという間に見えなくなった。

大野さんとご飯か。
何人かで行くことはあるけど、2人きりは初めてだった。

しかも、誘った理由が何となくってね…

会社で人気のある男性社員にご飯に誘われたというものの、複雑な気持ちになった。


家につくと、部屋で瑞希くんはテレビを観ていた。

「ただいまー」

「おかえり。早かったじゃん」

「うん。仕事の早い人と一緒だったからね」

「今からどうする?」
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